日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

料理の記録10/10-おでん


 業務スーパーで、おでんに入れる「練り物」が安かった。がんも、野菜天、さつま揚げ、角天、うずら天など、それぞれ、少量ずつ入って50円から70円ぐらいだった。全部入れると、量が多いので、2回に分けた。
 ゆで卵、大根、ちくわ、厚揚げは近くのスーパーで買って、冷蔵庫の入れてあったものだが、それにしても、ずいぶん種類の多いおでんになった。
 まだ暑い日が続いているのに、今週はおでんだけでなく、大根や豆腐が主な豆乳鍋と、うどんの素で作った鍋焼きうどんだとか、おでんも含めると、7日のうち4日が鍋料理になった。
 その他に作ったのはだし巻卵、卵とほうれん草の塩胡椒炒め、「これ!うま!つゆ!」だけを使った鶏肉と大根の料理、きんぴらゴボウ、ニンジンのチヂミ風お焼き。先週とあまり変化がない。


青空に紅葉

 イチョウの葉が次第に黄色くなってきた。モミジバフウの葉も赤くなってきた。桜の木はどんどん葉を落として、裸になりつつある。すでに、歩道は枯れ葉で赤や黄や茶色に染められている。


 それでも、まだまだ暑い日が続いている。半袖も、扇風機もまだしまっていない。昼間は半袖、夕食時は扇風機が必要だ。10月も下旬を過ぎようというのに、夏日か真夏日の日が続いている。


 暑さも大変だが、スーパーへ行けば、いろいろなものの値段が高くて驚く。かつて、100円前後で、物価の優等生と言われた卵が、いつの間にか200円になっている。野菜も高いが、魚もかつての2倍だ。


 収入が減る一方なのに、いろいろなものが値上がりし、生活は大変だ。それでも、季節は停滞しているかといえば、ますます異常さを増している。夏が長く、過ごしやすい秋が短くなっている。


 もしかしたら、夏日のモミジとか、雪の積もるソメイヨシノなんかが見られるかもしれない。世界が狂い初めている。市民は困窮し始めている。そんな今、大国のリーダーは軍事力強化に勤しんでいる。

赤い空

 最近、暑い日が続いている。日中外を歩く人を見ると、みんな半袖だ。中には短パンの人もいて、10月衣替えの習慣はいつの間にか消滅してしまったようで、今の季節がいったいいつなのかわからなくなりそうだ。


 昼間はあんまり暑いので、少し涼しくなる夕方、1時間ほど散歩しているが、5時半頃帰宅する頃には、夕焼けがきれいに見えて、昼間は雲に隠れている富士山が、赤い空を背景にくっきりとしたシルエットで姿を現してくれる。これも一つの楽しみだ。


 ところで、昨日の夜10時41分ごろ、千葉県を震源地とするマグニチュード5.9の大きな地震があった。10年半前の地震の恐怖を思いだし、いよいよ東京は危ないのだろうかと心配になった。地震が1分か2分でおさまってくれた時はほっとした。


 だが、ついさっき、5時10分頃、また少し揺れた。気象庁のHPを覗いてみたら、同じ千葉県が震源地だ。これは、昨日の地震の余震なのか、それとも、これから起こる大地震の前兆なのか、そんなことを考えながら、次第に白くなっていく朝の空を眺めている。


 世の中は、コロナに温暖化で少し落ち着かない。その上に、大地震が発生するなんてことになったら、泣きっ面に蜂だ。さらに、富士山の冠雪の異常も言われていて、今年、富士山が大噴火するのではないかという予測もある。


 忘れていたことがある。台風が日本の南海上で発生したそうだ。台風は年々強大化している。心配は尽きない。だが、いちばん大切なことは、何があっても、慌てず、冷静に対処することだろう。

金木犀と温暖化


 昨日はノーベル賞を受賞した真鍋淑郎氏のニュースを何度も見た。五十年以上前に、科学的に温暖化を予想していたということに驚かされた。考えてみれば、最近、ほとんど雪が見られなくなったことなどからも、やはり、温暖化は進んでいるように思う。


 四季の変化もおかしい。秋も半ば過ぎたというのに、真夏日のような日が続いている。秋らしい季節はいつ来るのだろうか。10月は過ごしやすい季節のはずだが、こんなに暑いと昼間は出かける気がしない。夕方、涼しくなってから買い物を兼ねて散歩に出た。


 ところで、家から少し歩いたところに、金木犀の木があって、ずいぶん前に咲いているのを見たが、散ってしまって、しばらくの間、咲いているのを見ていなかった。それが、昨日見たら、また咲いていた。


 金木犀は匂いが強いという話を聞いたことがある。今年の夏、初めてこれがそうなんだと認識した金木犀だが、いつもマスクをしていて、その匂いにはまったく気づかなかった。それで、昨日はマスクを外して、鼻を近づけてみたら、確かに強い匂いだ。


 ぽくが、このオレンジ色の花の名前と匂いを知ったのは今年だ。今ごろとも思うが、気づくのに遅すぎることはないだろう。コロナと温暖化はそうではない。コロナは、もっと早く気づけばよかったと思うし、温暖化はもう遅すぎるかもしれない。
 

蝶々!


 最近、散歩していて、小さな虫にも注意を向けるようになった。蝶やトンボを見つけると、子供のころが懐かしくなる。上の写真は先日、見かけたのだが、グーグルレンズで調べると、ツマグロヒョウモンという名前が出た。


 子供の頃は、蝶々や蟬を追いかけていた記憶がある。特に蝶々は、今より、多くの種類を見ていたと思う。モンキチョウ、クロアゲハ等など。小学生のころは、蝶々に興味を持って、標本を夏休みの宿題として出したこともある。


 だが、大人になるにつれて、蝶々に対する興味も薄れてしまった。蝶々だけではない。カブトムシやコガネムシといった昆虫類など、自然の中のいろいろなものに対して、いつの間にか、興味を持てなくなってしまっていた。


 この数年、よく散歩をするようになったが、コロナ以後は自由な時間が増えて、毎日のように散歩している。その結果、花や蝶に目を向けるようになり、知らず、興味を持つようになった。道端で蝶を見ては、子供の頃を思い出している。