日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

一面の赤い花!


赤い色のツツジに囲まれて、時々散歩している。
ソメイヨシノの淡いピンクは来年までお預けだ。
まもなく、紫色の藤の花が公園を彩ってくれる。
季節は巡り、晩春の花、初夏の花が待ち遠しい。
そして梅雨が来てアジサイの季節がやってくる。
無駄なことはせず、日々を家で過ごすほかない。
時々散歩に出ては、季節の花を愛でる日が続く。
只管、待ち望むのは新型コロナウィルスの終息。
同時に望むのは誠実で戦争のない世界の実現だ。


最近の晩ご飯04/15


久しぶりに近頃の晩ご飯を紹介する。まず、エビチリソース。以前からエビチリソースの素を百均で買ってあったのに、エビが高くてなかなか作れなかった。それが、先日、スーパーで安いむきエビを見付けて、早速作った。コストは300円ぐらい。中華料理店で食べるよりは安い。



羽根つき餃子。以前テレビでも紹介していたもので、油も水も使わずにできるという焼き餃子。フライパンに並べて、フタをして、数分でできる。



ベーコンエッグ。ぼくの料理はスーパーへ行って、これはお得だなと見付けた食材を使うだけ。料理とは言えないかも知れない。これは、卵を炒め、半熟で皿に取り、それからベーコンを炒めて卵を戻す。それから塩胡椒で味を調整するだけ。



茶碗蒸し、クックパッドで見たレシピで作ってみた。レンジで蒸すだけなのだが、水の量、時間などが難しい。



もやし卵焼き、ニラ玉の容量で作った。


 バス停でバスを待っている間にふと振り替えると、立派な筍が目に入った。そんなシーズンなんだとふと親戚の家のことを思いだした。
 以前、筍農家をやっている親戚を手伝って、一度だけ山に入ったことがある。足場の不自由な中、掘り頃の筍を見付けて掘り出す作業は大変だった。あれは四月上旬だっただろうか。
 今、親戚はどうしているだろうかとふと思った。筍は売れているのだろうか。ウィルスの影響はあるのだろうか。いろいろ思った。
 今、ほとんどの友人、親戚とはほぼつながりを絶っているが、コロナの影響で、ほとんど家に閉じこもっていると、急に知人たちのことが気になりだした。
 家族と親友数人とは連絡を取ったが、多くの友人、知り合いは今、どんな状況になっているのだろうかと思ってしまう。


春はあけぼの

 「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」(枕草子)

 眠れないまま朝を迎えてしまった。白くなってゆく山際をぼんやりと眺めている。どうせ仕事はないのだからという気持ちのせいか、睡眠のリズムが狂ってしまった。

 3時から5時の間に布団に入って、10時から12時の間に目を覚ます、かと思うと、布団に入ったものの寝付けないで、5時頃起きるという不規則な生活が続いている。

 寝不足は慢性化している。いつも夕食後はうたた寝している。体内時計が狂っているようだ。仕事がないと、こうもだめになるものかと、少し情けない。

 だが、今は愚痴なんか言っていられない。何とか前を向いて、こういう時だからこそできることを見つけたいものだ。

幾山河!


 自然はいつも通り春から夏へと移行しはじめている。

 桜が散って、ツツジが咲いて、鶯が美しい声を聴かせてくれて、近くの木の枝ではカラスが巣を作り始める。

 ほとんど、何も変わらないように見えるけど、世界は大変な崖っぷちだ。

 ぼく自身は3月から時計の針が止まったかのような生活を続けている。そんな時、ふと思い出すのは若山牧水の歌だ。


 幾山河

 越えさりゆかば

 寂しさの

 はてなむ国ぞ

 今日も旅ゆく


 世界のウイルス感染者が200万人を越えた。死者も13万人以上になった。コロナウィルが終息するのはいつになるのだろうか。

 都会からは人が消え、繁華街からはネオンが消えている。人々は、家を出ず、会いたい人とも会わず、孤独の中で、ひたすら耐え続けている。

 感染を防ぐために死者を悼むこともできない。

いったい、いつになったら、この寂しさ、悲しさは終わるのだろうか。

 夕暮れ時の重なり合う西方の山を眺めながら、ふと、終わりのない旅を思ってしまう。