春はあけぼの
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」(枕草子)
眠れないまま朝を迎えてしまった。白くなってゆく山際をぼんやりと眺めている。どうせ仕事はないのだからという気持ちのせいか、睡眠のリズムが狂ってしまった。
3時から5時の間に布団に入って、10時から12時の間に目を覚ます、かと思うと、布団に入ったものの寝付けないで、5時頃起きるという不規則な生活が続いている。
寝不足は慢性化している。いつも夕食後はうたた寝している。体内時計が狂っているようだ。仕事がないと、こうもだめになるものかと、少し情けない。
だが、今は愚痴なんか言っていられない。何とか前を向いて、こういう時だからこそできることを見つけたいものだ。