日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

用水路の枝垂れ桜!


 18日、大分、和歌山、甲府でソメイヨシノの開花が宣言された。桜前線は例年になく、北上を早めている。
 ところで、16日、通院で行った川崎市の溝口だが、ここには、江戸時代から流れる二カ領用水がある。この水路を覆うように咲いている枝垂れ桜が見事に咲いていた。この桜にしても、いつもはもっと遅く咲いていたのに、ずいぶん早いように思う。
 ただ、いつも思うことだが、美しい物は美しい。桜の木を空と建物が川面に映り、ゆらゆら揺れている。川面をゆるりゆるりと流れる花びらもいい。



【追記】二カ領用水(にかりょうようすい):多摩川などを水源とし、神奈川県川崎市の多摩区から幸区までを流れる、全長約32kmの県下で最古の人工用水路。国の登録記念物。
完成は江戸時代の始まり頃。江戸時代の川崎領と稲毛領にまたがっていたことから二カ領用水と言われる。農業用水として近隣の農業を支えてきたが、現在は宅地化が進み、工業用水として利用されるとともに、住民の憩いの場としても親しまれている。
なお、溝口駅周辺は枝垂れ桜がみごとだが、他にソメイヨシノが見事に咲いている所もあって、名所として有名だ。ソメイヨシノを見に行くには電車に乗らなければならない。近いうちに見に行きたいと思っている。

眩しい春


 17日は、鹿児島、熊本、佐賀、名古屋、横浜の気象台で桜の開花が発表された。九州で開花が発表されていないのは大分だけだ。桜前線が一気に北上してきているように感じる。我が家のすぐ前にある短い桜並木の桜を見ると、15日にはまったく開いていなかったのに、16日は一輪か二輪、17日は十数輪開花していた。


 桜だけではない。やはり、すぐ近くにあって、日々買い物に行く途中で、観察している辛夷、それにユキヤナギが一気に賑やかな状態になっている。「暑さ寒さも彼岸まで」というが、その春彼岸の中日を迎える前に春は一気に輝きだしたようだ。


 思い出すのは例年の三月のことだ。去年のことはさておいて、一昨年前まではどうだったかというと、なかなか暖かくならなかったのだが、春分を過ぎて、少し暖かくなり、桜は徐々に開き始めるという感じだったように思う。


 昨年は東京で14日に開花、観測史上最も早い開花だった。この日は同時に雪も降るという奇妙な天気だった。また、東京では開花したものの、我が家の近くの桜はなかなか開花せず、それどころか、コロナウィルスのせいで、3月から自粛生活が始まり、どうにも暗い気分になっていた。


 さて、それが、今年はこの勢いだ。季節の巡りが昨年から早回しされているようだ。いつも通り来てくれたらいいのにと言いたい気分だ。ともあれ、明るい春の陽光に、明るい辛夷やユキヤナギの白い色、生活とは対照的で少し眩しすぎる。


川崎市の公園で開花!


 昨日の記事に、ぼくの住む地域では17日に開花かと書いたが、17日の開花予報というのは横浜の標本木(横浜地方気象台にあるソメイヨシノ)の話だ。横浜市内でも、南北で違うだろうし、近隣の地域でも、また、開花日は違ってくるだろう。


 16日は日中の気温が20度以上あった。もしかしたら、我が家の近くの公園(川崎市)ではすでに開花しているかもしれないと思って、午後、行って、確認してみたら、すでにいちばん大きなソメイヨシノの木で、5輪か6輪、花が開いていた。まだまだ蕾も多いが、これから1週間後の23日ごろには満開になるだろう。


 そう思いながら自宅に戻ると、自宅すぐそばのソメイヨシノも1輪か2輪開花していた。いよいよ窓から見える桜並木のソメイヨシノはと言うと、まったく開いていない。同じ花でも、日の当たり具合によっても違うし、花の木自体の持つ個性もあるだろう。


 さて、今年も地元の桜祭りは行われそうにないが、ぼくは、毎年、ただ見て歩くだけで、お酒を飲んだりしないので、祭があってもなくても気にならない。それに、バスや電車に乗らなくてもソメイヨシノが楽しめる場所は数カ所ある。すぐ近くの公園、少し遠いところにある池や公園など、見て歩くだけで、何日もかかる。


 17日は、鹿児島、愛媛、和歌山、名古屋、横浜などで開花が予想されている。美しい物は美しい。素直に楽しめばいいと思うのだが、ニュースで見たが、年々早くなっているそうで、温暖化も恐い。予想も出来ない自然災害でも起こったらと心配だ。


〇16日、宮崎、下関、京都、岐阜。
〇15日、高松、松山、高知。
〇14日、長崎、松江、東京。
〇12日、福岡。〇11日、広島。


横浜は17日


 気象庁によると、ソメイヨシノが平年より10日前後早く開花しているという。


 11日、広島。
 12日、福岡。
 14日、長崎、松江、東京。
 15日、高松、松山、高知。(以上気象庁発表)


 ぼくの住む地域は17日(水)に開花するという予想だ。どの地域でも平年よりずっと早い。昨年と比べても、同じか、早いかというところばかりで、最も早いというところも多い。やはり、温暖化が影響しているのだろうか。


 我が町では、河津桜とか玉縄桜とかがすでに開花して、散りはじめているが、ソメイヨシノが開花したのはまだ見ていない。もしかしたら、開花しているかもしれないと思って、散歩に出て、毎年見ている桜の木をじっくりと眺めてみたが、やはり、まだだ。ただ、蕾がピンク色をしていて、今にも咲きそうな様子だった。


賑やかな椿!


赤い椿、白い椿が賑やかだ。まだ蕾の椿があるかと思えば、
地上には華々しく散っていく椿が地上に折り重なっている。
そればかりではない。川面に散って、流れて行く椿もある。
枯れていく椿と新しい蕾が次々と世代交代しているようだ。