日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

病院!

 この数日来、84歳の母がずっと、目まいがしてふらふらするという。兄弟からは早く病院に連れて行くように言われている。近くの病院にともかく行こうということで、一キロあまり離れた我が家からもっとも近い病院まで行ってきた。歩いて行ってもよかったのだが、目まいがしてるのだから、やはりバスのほうがいいだろうということで、時刻など調べて出かけた。


 1時過ぎにバスに乗って病院に着い受け付けは30分から、それまで待ってから、受付をしてもらい、問診票に書き込みをして診察開始時間を待った。2時15分ごろ診察室に呼ばれた。診察は5分程度だった。目まいの具体的な様子を聞いて、脈と血圧を測った医者の判断は薬を出しておくから、それを続けて、それでも目まいが止まらなければ、また来てください。その時にはCTスキャンを撮りましょうということだった。


 それからまた20分ほど受付の前で待って、料金を払い、薬の処方箋をもらった。ただ、処方箋は外の調剤薬局に行ってくださいということだ。どこにあるか聞くと、病院から数百メートル離れたハックドラッグという薬局があると言われたが、それだけ歩けるかどうか心配だった。


 考えてみれば、我が家の近くで調剤薬局をみたことがない。スマホで調べたがやはりない。それで、病院の送迎バスで駅まで連れて行ってもらい、そこで、調剤薬局を探して、薬を調合してもらった。それから少し買い物して帰宅した。


 それにしても、普段医者の世話にならないわたしにはちょっと理解しがたいシステムだ。薬を出してもらって、それを受け取るために駅までいかなければならないなんて面倒なシステムだなと思った。昼1時ごろから出かけて、家へ帰ってきたのは6時少し前。およそ5時間の行程だったが、わたしまで目まいでふらふらしてしまった。

技術大国日本!

 リオオリンピック卓球で日本男子は銀メダル、日本女子は銅メダルを獲得した。やはり中国にはかなわなかったものの、少しは近づいたような気がする。4年後、あるいは8年後には中国に勝てるのではないかと思われる。


 というのは、18歳以下の世界ランキングを見ると、日本人選手は世界で上位に大勢いるからだ。女子では1位伊藤、2位平野、3位早田、4位浜本、5位加藤、7位橋本とベスト10に6人いる。男子では1位張本、3位木造、4位龍崎、7位緒方とベスト10に4人いる。15歳以下のランキングでは、1位張本、2位宇田、3位加山と日本人がベスト3までを占めている。


 陸上競技のようなスポーツでは基本的な身体能力で劣る日本人には金メダルは望みがたい。だが、卓球のような技術力の勝負では日本人も期待できると思う。バドミントンも同じだ。


 日本の女子レスリングは相変わらず強い。伊調馨の4連覇は見事だ。おめでとうと言いたい。努力は実るということだ。基本的な走るということではなく、技による勝負で日本が勝てるというのはさすがに技術大国ということか。

残暑の午後

昼近く電動芝刈り機の音で目が覚めた。
ブーーーーーーーー
鳴り止まない音とともに、


団地内の雑草が刈られて見栄えがよくなる。


布団を抜け出て洗面所で顔を洗い、
電気髭剃り機で髭を剃っていると


奇妙なことに雑草を刈る音と
髭を剃る音とが共鳴してきた。


ガーーー、隣の部屋の工事の音
ゴーーー、飛行機の音
ザーザー、風の音
ジージー、蝉の声


残暑の台風が過ぎて、気温33度、湿度50%。
蒸し暑さに音の大合奏が加わって
うざくてうるさいことこの上ないが、
これが人生、これが残暑の午後。




頑張る人は美しい!

オリンピック女子卓球の試合。
準決勝に敗れて泣いた。
3位決定戦に勝って泣いた。
頑張った結果の涙だ。
頑張る姿は美しい。
どんな結果であれ、
頑張る人は美しい。
スポーツであれ、学業であれ、
頑張る姿に感動する。


決してあきらめてはいけない。
あきらめた時、すべては終わる。
あきらめてはいけない。
人生においてどんなに苦しい時でも、
あきらめるべきではない。
人生とスポーツ、すべて苦しい。
学業、仕事、スポーツに苦しみながらも、
どんな時もあきらめずに頑張る人を応援したい。
しみじみそう思う!

陸上競技!

 ウサイン・ボルトが9秒81で金メダルを獲得した。北京、ロンドン、リオと3連覇も遂げた。素晴らしいことだと思う。残念なのは、日本選手の3人が決勝に進めなかったことだ。ケンブリッジ飛鳥(10.13)、山形亮太(10.20)、桐生祥秀(10.23)の3人が走り、桐生祥秀は予選で敗退。ケンブリッジ飛鳥、山形亮太は準決勝で敗退した。決勝戦はボルト以下6位までが9秒台で7位が10.04、8位が10.06だった。日本選手が決勝戦に進むためには、常に10.10以下のタイムを出すことが必要だ。だが、そう簡単ではない。


 それにしても、決勝戦は全員が黒人だった。カナダ人もフランス人もアメリカ人もいたが、みな黒人だ。黄色人種、白色人種で10秒を切る選手は出たことがあるのだろうか。今まで見たことない。そういえば、200メートル、400メートルでもそうだ。いつの間にか、黒人選手が独占するようになった。それからマラソンなどの耐久レースでは得意だった日本人もなかなか勝てなくなった。投擲競技や、走高跳、棒高跳びなどでは白人もまだ活躍するが、ただ走るという競技となると黒人に勝つのはなかなか難しい時代になったような気がする。


 スポーツでは、肉体的能力のハンディというのがあるのだろうか。たとえば平均的な身長が高い国はバスケットボールやバレーボールが強い。逆に卓球などでは小柄な東アジアの選手が強いなど。わたしはそういうハンディがあまりない競技が好きなのだが、逆にハンディを乗り越えて勝利するというのも好きだ。例えば、柔道で、体の小さい選手が大きい選手に勝つような姿だ。


 いつか、小柄な選手が、バスケットボールで背の高い人たちの間を縫うようにドリブルして、忍者のようにゴールする、また、陸上競技で小柄な日本人選手がボルトのような身体能力の優れた大柄な黒人選手を圧倒するような時代が来るのだろうか。あり得ないとも思うが、あってほしいとも思っている。