病院!
この数日来、84歳の母がずっと、目まいがしてふらふらするという。兄弟からは早く病院に連れて行くように言われている。近くの病院にともかく行こうということで、一キロあまり離れた我が家からもっとも近い病院まで行ってきた。歩いて行ってもよかったのだが、目まいがしてるのだから、やはりバスのほうがいいだろうということで、時刻など調べて出かけた。
1時過ぎにバスに乗って病院に着い受け付けは30分から、それまで待ってから、受付をしてもらい、問診票に書き込みをして診察開始時間を待った。2時15分ごろ診察室に呼ばれた。診察は5分程度だった。目まいの具体的な様子を聞いて、脈と血圧を測った医者の判断は薬を出しておくから、それを続けて、それでも目まいが止まらなければ、また来てください。その時にはCTスキャンを撮りましょうということだった。
それからまた20分ほど受付の前で待って、料金を払い、薬の処方箋をもらった。ただ、処方箋は外の調剤薬局に行ってくださいということだ。どこにあるか聞くと、病院から数百メートル離れたハックドラッグという薬局があると言われたが、それだけ歩けるかどうか心配だった。
考えてみれば、我が家の近くで調剤薬局をみたことがない。スマホで調べたがやはりない。それで、病院の送迎バスで駅まで連れて行ってもらい、そこで、調剤薬局を探して、薬を調合してもらった。それから少し買い物して帰宅した。
それにしても、普段医者の世話にならないわたしにはちょっと理解しがたいシステムだ。薬を出してもらって、それを受け取るために駅までいかなければならないなんて面倒なシステムだなと思った。昼1時ごろから出かけて、家へ帰ってきたのは6時少し前。およそ5時間の行程だったが、わたしまで目まいでふらふらしてしまった。