寒緋桜だろうか、
鮮やかな紅色の花が咲いている。
かと思えば、
白木蓮の白い色が清楚でたくましい。
そして、ピンクの桜が咲いている。
色とりどりの花が咲く、まさに春到来だ。
相変わらず、外食はせず、家で料理をしている。肉は、月に2、3回、業務用スーパーで冷凍肉を買って来ている。野菜と魚はスーパーで安い時に買ってくる。
最近作ったもので、初めて挑戦して、おいしかったものといえば、挽き肉と厚揚げの料理、レンコンの簡単料理、もやし炒めなどだ。
レンコン料理は薄切りして、しばらく水につけ、片栗粉をまぶしてから焼いて、醤油、砂糖、味醂、酒で味付けしたものだ。
もやし炒めも簡単だ。ごま油で炒めて、葱と溶き卵を加えて、塩胡椒するだけ。それから、豚肉と青梗菜を塩胡椒だけで味付けした簡単な料理もいい。
モヤシとネギの胡麻油炒め
豚肉と青梗菜
ニラ卵焼き
厚揚げと挽き肉
フライパンで、鱈、ウィンナー、大根、ジャガイモ、葱などを炒めただけ。
ウィンナーと小松菜のガーリック炒め
肉野菜炒め、味付けは中華味の素
麻婆豆腐、味付けは、鶏ガラスープの素、豆板醤、甜麺醤。
用事があって、東京に出た帰りに上野公園に寄ってみた。
国立科学博物館は、中に入ったことはないが、前庭にあるシロナガスクジラのモニュメントが好きで、ここへ来るといつもじっと眺めている。機関車のD51もいい。
この公園にはジュウガツザクラもある。冬に咲く桜だが、すでに散り始めていた。
ソメイヨシノは三月中旬に咲くと予想されている。アップにしてみると、蕾がピンク色になっている。花見の客は多く来れないだろうが、上野の春はまもなく花開きそうだ。
ジュウガツザクラ
ソメイヨシノ、ピンク色の蕾
今ごろになると、団地の我が家の棟の入り口に、クリスマスローズが咲き始める。数株だけの大人しいものだが、それなりに美しく、夏辺りまで楽しませてくれる。
先日、少し離れた所にある公園に行ったら、いろいろな種類のクリスマスローズが咲いていた。黒、白、オレンジ、それに八重のものなどあったが、うつむいているところはみな同じだ。奥ゆかしくて清楚な美しさだ。
ところで、「クリスマスローズ」をウィキペディアで調べると、学名はクリスマスローズではなくて、「ヘレボルス(Helleeborus)」とあった。「クリスマスローズ」は、クリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」だけを指した呼称だとも書いてあった。
日本の園芸市場では、「レンテンローズ」と呼ばれる「ヘレボルス・オリエンタリス」も「クリスマスローズ」の名で出回っているという。また、花に見える部分は植物学上「萼片」で、そのため、鑑賞期間が長いそうだ。言われてみれば、今頃から、夏あたりまで、見られる花だ。
また、別名に、「雪起こし」とか「寒芍薬」もあるらしい。芍薬といえば、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美しい女性を形容(?)する言葉があるが、なるほど、「寒芍薬」といわれるだけあって、確かに美しいと納得した。
近くの公園で、馬酔木(アセビ)の花が咲いていた。
早春になると、多数の白い壺形の花が総状につく常緑科の低木。有毒で、殺虫剤にすることもあるらしい。馬は、この葉を食べると、酔ったように、足がしびれて動けなくなるらしく、それで、この名があるらしい。
一昨年まで毎年のように、大倉山の梅林に行っていたが、いつも、すぐ近くにこの馬酔木がいっぱいに咲いていた。
すぐ近くの公園でも、毎年のように、この赤い花、白い花が、目を楽しませてくれる。今年も見事に咲いている。