日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

正直者は馬鹿を見る!

 江崎沖縄北方大臣って本当に正直な人だ。自分は素人だといい、波紋を広げた。自分は仕事ができないから、お役所の原稿をちゃんと読むと言った。すべて、正直な思いだったのだ。


自分の言葉が誤解を受けたら大変だというが、要するに、思っていることを正直に言ってはいけないということなのだろうが、どうしても、正直なことを言ってしまうため、自分を抑えなければならないということだ。


 オスプレイの事故を受けて、自分が門外漢だと言いながら、米軍との地位協定を見直さなければならないと発言した。沖縄の発展のために、地位協定見直しはぜひとも必要なはずだ。彼は正直に言った。


 だが、地位協定の見直しの発言、いくら、正直に言っても、今の安倍政権が認めない。安倍政権にとって、地位協定の見直しはないのだから、おそらく、これから発言を変えていかざるを得ないだろう。


 前の記事で、ぼくはこの大臣に失礼なことを書いた。正直なことはいいことだ。ぼくは正直者が大好きだ。ただし、正直者は、この政界には存在しがたい。政界において、「正直者は馬鹿を見る」のだから。

反照!

木の間から差し込む日の光、
川面の波の上を躍り、
川を覆う豊穣の緑に、
こころの波も染められる。

人知らずして慍みず

人不知而不慍、不亦君子乎。(論語学而第一)


「人知らずして慍みず、亦君子ならずや。」

(ひとしらずしてうらみず、またくんしならずや)

「人が自分を評価しないからと言って、恨むこともないし、気にもしない。それこそ君子というものではないか!」

 この境地、なかなか難しい。昨日、ある人に馬鹿にされて、むっとした。少し気分を悪くしたものの、何も言わず、うちへ帰った。その時の気持が今も消えない。

必要なもの!

戦争がなかなかなくならない世界
テロが続く世界
今、必要なことは唯一つ。
自分とは異なるものを認めるやさしさ!
最も難しいことは、
自分を認めないものさえも認めるようなやさしさ!
ぼく自身できないことだが、
それさえできれば、世界が平和になると思う。

八王子城

 今朝、神奈川テレビで、八王子城の城跡を訪れる番組を見た。
 戦国時代、小田原を本拠とした北条氏の三代目北条氏康の三男、北条氏照が築いた山城だという。戦国最後の山城だそうだ。行って見たいと思った。
 ただ、驚いたことに紹介する人が両腕に刺青をした人だった。違和感を覚えた。