日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

ヤグルマギク


 矢車菊(ヤグルマギク)が今年も咲いていた。花言葉は繊細、優雅。数十分見ていても、飽きない模様と鮮やかな色だ。


 ここ数年、少なくとも二日か三日に一回、時には毎日のように、母と出かけて、同じような場所を散歩している。一年の一定の時期に、同じ場所に同じ花を見る。


 これを毎年のように繰返している。次第に慣れてきて、そろそろ、ここでこの花が見られるはずだと思いながら歩いている。
 
 菜の花はすでに今が盛りだろうが、ハナミズキや藤の花はこれからだ。来月になれば、百合の花も見られるだろう。


 こんなことを考えながら、散歩する。そうして、それぞれの季節を迎えられるのは楽しいことだ。世界中が平和に花を楽しめたらいいのにと思う。


シャクナゲ


  「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人の姿を形容することばを思い出す。
確かに美しい。だが、待てよ!図鑑を調べたら、芍薬と百合は5~6月、ボタンは4~5月とある。
    ならば、ボタンはもう咲いているのだろうか。
    それにしても、この数日、夏日が続いている。花たちも勘違いして咲いているのだろうか。


月と桜



まだ咲いている桜の向こうに、白い半月が輝いている。
こんな光景を見ると、戦争も何もかも関係ない、自然の美しさを感じる。
これが生きていて、楽しめる景色だ。
銃も弾薬もミサイルも必要ない。
人が幸せになるには、こんな当たり前の自然があれば、それだけで十分だ。


もう晩春!



立夏まで三週間余り、春の残り三週間余り、

いろいろな花が咲いている。
シダレザクラや遅咲きの桜も綺麗だ。
ソメイヨシノはほとんど散ってしまったが、
今、春の花は盛りのようだが、
名前を調べるのが大変だが、
それもまたうれしいことだ。
明るい季節はすばらしい。
だが、世界は人殺しで満ちている。
世界中に平和な春の訪れる日を望んでいる。


〈シバザクラ〉


〈ショカッサイ〉

〈アザレア〉

ガガンボ

 先日、ロクさんのブログで初めて知ったガガンボという名前。それが、我が家にもおとずれた。

 これがガガンボなんだと思った。足の長い蚊といった感じだ。こういうのもまた面白い。
 何でもいい、自然は素晴らしい。鳥でも花でも何でも歓迎したい。

 最近は花もいろいろ咲いていて、初めて知る名前のものも多い。何もかもが美しくて、楽しい。
 ぼく個人としては、毎日、自然と接していられることが嬉しい。ただ、ウクライナのことを思うと、憂鬱になる。