ラップ
「ラップって、知ってる」って母に聞いてみた。
ぼくは今流行している、あのリズムに合わせて歌うようにしゃべるラップのつもりだったが、もちろん、母は料理などで使うラップ以外知らない。
確かに、ラップというと、料理を包むフィルム、グランド一周、水泳の往復などの意味がある。それに、今流行しているのは音楽用語のラップだ。今日、NHKで取り上げていた。ラップのプロによる解説もあった。
ネットで調べたら、「歌唱法のひとつで、小節の終わりなどで韻を踏みながら、あまりメロディを付けずに、リズミカルに喋るように歌う方法」と書いてある。あまり好きではなかったが、今流行しているというので、放送をみてみた。
放送の中でラップバトルというのがあって、見ていたら、連歌を思い出した。5・7・5を一人が詠み、次の人が7・7を詠む。さらに次の人が5・7・5を詠む。これを続けていく。その際「つかず、はなれず」というルールがある。
もともと連歌は遊びだった。それが今は伝統文化になっている。それを思うと、このラップバトルが将来日本文化になるかもしれないと思われた。