日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

不要不急

不要不急のマスク

不要不急の法案に

不要不急の麻雀と

不要不急の政府は

御免こうむりたい

冷えてきた


 四月に咲くつつじが散り始めた。と思ったら、少し小ぶりなサツキが咲き始めた。それにアジサイもなんだかもうすぐ咲きそうな気配だ。
 先週まで、25度前後の気温が続いて、夏がぐんぐんと近づいていたように思えたが、今週に入ってからは雨続き、晴天はほとんど見られなくなった。しかも、今日は最高でも15度以下に下がった。冬に逆戻りか、あるいは梅雨の先取りかと思うほどだ。
 冷たい雨に寒い気温の中、21日、関西の三都府県が緊急事態を解除された。わが県は来週になりそうだ。少し明るい兆しが見えてきた。
 ただ、少し寒いニュースもあった。コロナ禍の中、国会で、検察庁法という不要不急の審議をしていたが、それが取り下げられたと思ったら、その中心人物である検事長が賭博麻雀で辞職するという。賭博罪で起訴して欲しいのだが、検事の罪は誰が裁くのだろうか。
 「桜を見る会」では首相の選挙法違反が問われているが、検察が首相の友達なら、これも起訴は難しいだろう。コロナで自粛生活が続く中、気温だけでなく、心まで冷え切った感じがする。


ノアザミ


 今日は関西圏が緊急事態宣言を解除された。残るは北海道、東京、千葉、埼玉、神奈川の5道都県だ。我が県の解除は来週になるだろう。
 ということで、3月以来、公共交通機関は通院のために乗るバス以外はまったく使っていない。外食もしていない。外出は徒歩で行く散歩と買い物だけだ。
 遠くへ行こうとしても、2キロ圏内が限界だ。それでも、移ろいゆく季節の花を見たい。自由に飛ぶ鳥たちを見たいという思いで、できるだけ歩いている。
 近所の公園を見ていると、シロツメクサ、アカツメクサがいっぱいに広がっている。ノアザミに似てようで違う。ノアザミはなかなか見ることができないと思っていたら、20分ほど行ったところにある公園で見付けたこの花、これは間違いなくノアザミだろう。


可憐なカルミア!


 21日、コロナウィルスの緊急事態宣言が近畿の京都、大阪、兵庫で解除されるらしい。残るは北海道、東京、千葉、埼玉、神奈川の4都道県になる。神奈川県住民としては、まだ自粛生活が続くことになるようだ。
 ところで先日の散歩中、見付けた白い花。図鑑で確認してみると、どうやら、カルミアとかいう花のようだ。前から知っていたが、とにかく不思議な形をしていて、その姿がかわいらしいので忘れられない花だ。
 花言葉をみると、優美な女性、大きな希望、野心だそうだ。レースの日傘を広げたようなしとやかで美しい花の姿にちなんでいるとか言うことだ。一方、裏切りという花言葉もあるとか。
 ふと、可憐さに惹かれて、いろいろ失敗してきた苦々しい過去を思い出してしまう。それでもかまわない。可憐さは相変わらず大好きだ。


太陽公園(2)


 読んでくださっている方、ナイスをくださった方、申し訳ない。5月20日未明、同じバラの写真を、それも、4月20日午前2時の時間指定で投稿してしまった。それで、こちらは、「バラの小径(2)」と書き直して、太陽公園の中にあったバラ以外の写真を掲載する。

 ともかく、行動が制限されているので、散歩か料理しかネタがない。毎日、出かける散歩コースも、当然、訪れる公園も同じような場所ばかりになってきた。横浜青葉区にある太陽公園内の小道は「バラの小径」と名付けられているので、当然、バラの花が美しいし、品種も多い。

 それでけではない。バラ以外に、紫色のシラン、白いシランや名前がよくわからない花も咲いている。いろいろな花を見ながら、鬱々とした心が慰められる。

 ところで、母は何度も行っているこの公園のことを忘れる。着いてみると、「ここはどこ?」と言う。しばらくして、「きれい!」と感嘆する。そして、何度も来たことを思い出す。こんな母も愛おしいもので、その無邪気に喜ぶ姿を見ていると、こちらもうれしくなる。