買い物!
駅前のスーパーへ行った。
オーパというショッピングモールには豆腐の「三代目茂蔵」や安くて珍しい野菜がある「わくわく広場」、それに、百円ショップの「キャンドゥ」などがある。それから、イオンへ行って、最後の買い物をして、家へ帰る。目的は野菜、肉、魚など、2,3日分の食材だ。それからお酒。
わくわく広場では野菜を、三代目茂蔵では豆腐や巻き寿司、コロッケなどを買う。イオンでは、塩サケの切り身95円(税込み)を二つ、納豆三つで48円(税込み)のもの、それから、2.7リットルで1880円(税込み)のウィスキーを買う。
とにかく、あれこれと品物を見ながら店を回り、安いものを買い求める。そんな生活をもう十年ほど続けている。こうしている間にいろいろなものの物価を見てきた。魚と卵、それに肉はどんどん上がっている。卵は10個で100円ぐらいだったのがいつの間にか、200円が当たり前になってしまった。肉も100グラム100円前後のものがなかなか見つからない。
ウィスキーの棚に空っぽのところがあった。値段を見ると、「ブラックニッカクリアフレンドペット4000ml3699円」とある。広いスペースに1本もない。その他の棚にはいっぱいあるのに、ここだけは空虚で奥深い洞窟のようになっている。
世間はみな同じ。安いものに群がる。テレビタレントが食レポなどするのを見ていると、私の感覚からすれば高いものばかりだ!それを食べては目を丸くして、「安い!」「おいしい!」「うまい!」「うめえ!」と連呼する。
政治家も同じだろう。政治家の一部には、国民の市民の税金を使って贅沢な食事、贅沢な旅行をして、安いものには目もくれることなく、(こちらは高いものには目もくれぬ)高いものばかり求める。そんな人は一にぎりだろう。決して高いものには目もくれぬ庶民はそんな贅沢する人たちを笑っている・・・そう思いたい。