最近の料理、といっても、簡単なものばかりだ。カレー、鍋、おでんといったものの繰り返しだ。冬はついつい暖かいものを求めてしまう。そうそう、サラダもいい。手軽で美味しい料理の一つだ。
先日も同じ木の蕾を写した写真を載せたが、すこしずつ膨らんでいるのがよくわかるコブシ。
早春、春に先だって咲くということなので、もうすぐかなと思われる。
このつぼみを見ていると、「春よ!早く来い」と言いたくなる。
日が暮れるように、欠けてゆく月はまもなく暗闇に姿を消していく。
そして、また新たな朝を迎えるるように、少しずつ姿を表しながら、再び膨らみ始める。
人もまた同じだったらと思われてならない。
一方で、消えたら、もう二度と戻らないからいいのだとも思う。
いやいや、魂は月と同じように繰り返し消えては現れるという人もいる。
だが、やはり『我』という存在は消えゆくのみだ。だから、よしと思おう。
これは十六夜の月、立ち待ち月、居待ち月と次第に欠けてゆく下弦の月を見ながらの戯言だ。
近くの小川に沿った道に咲く山茶花、
白い冬を赤く彩って、
暖冬もますます暖かく感じられる。
「名を聞いて人を知らぬと云うことが随分ある。人ばかりではない。すべての物にある。」(森鴎外『サフラン』)
マガモとかコガモなどいろいろ発見できた新年だ。名前は知っていても実物を見たことのなかったものは本当にたくさんある。
どんど焼きもそうだった。