夏休み明けの最悪のスタート!
実は、22日から仕事だったが、台風のため、仕事はなくなった。ただし、学校が休みだということを学生に連絡するために、いつも10時ごろ起きるわたしが、朝7時に起きて、それから昼過ぎまで、SNSを使って連絡し続けた。なかなか連絡が取れない学生が数人いた。後で知ったことだが、ある学生は携帯をなくした。ある学生は昼すぎまで寝ていたということだ。それを知っていっそう疲れが増した。
今日は夏休み明け最初の仕事だが、少々疲れていて30分ほど寝坊した。と言っても11時少し過ぎには家を出た。職場まで1時間20分乃至1時間30分かかる。仕事は午後1時10分からだから、十分間に合うはずだ。
家を出て、バス停までの500mほどの間、突然ぽつりぽつりと落ちてきたものがある。もしかしたらと思った時は遅かった。バケツの水をひっくり返したようなというのがぴったりな激しい雨。スマホの警戒警報が鳴りだした。遅い!降り出してから豪雨警報だなんて!あわてて傘を出したが、強風と豪雨で半身がびしょぬれになった。
バス停に着いたら、同じような人が数人いた。次のバス停でもずぶ濡れの人が大勢乗ってきた。そして駅に近づくころには止んだ。なんだか嫌な予感がした。携帯で電車の時間を確認したところ、注意マークがついている。何だと思ったら、人身事故で電車がストップしているという。すぐに迂回経路を調べたが、たくさんある。どれが一番早いのか、判断がむずかしい。とりあえず、携帯アプリが示すルートで行くことにしたが、ただ乗り換え回数が多すぎるのが難点だ。
慣れない駅をいくつも乗り換えるのは骨が折れる。駅構内で、うろうろしながら歩いているうちに、目的の乗り換え電車が出たということもあった。そうこうするうちに、12時を過ぎ、12時半を過ぎ、1時過ぎて、ようやく職場の近くの駅に着いた。
この駅も実はいつも使う駅とは違っている。どの出口から出ればいいのか。少し迷って、スマホの地図で確認し、残り800メートル。オリンピックを思い出した。100メートル10秒ぐらいで走れば、間違いなく間に合う。そんなことを考えながら、着いたのは1時10分10秒。汗だくで授業に出た。間違いなく今日は最悪の日だった。これから運が好転することを祈るのみだ。