日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

最近のブームに違和感!

 ドラマ、ニュース、ドキュメンタリー、スポーツ等の番組が好きなぼくにとって、最近のテレビはおもしろくない。見たくないタレントも多い。特に毒舌家は好きになれない。
だが、おかげさまで、近頃、テレビを消して、本を読んだり、語学テキストを眺めたり、また、ブログに何かを発表したりすることができる。


 テレビの功罪ということを考える時、まず、世界の出来事などを、家にいながら、即時的に映像で見ることができる点(インターネットのほうがさらに即時的と言えるかもしれないが)。また、映像でとらえることで、いろいろな事象をより理解しやすくなるという点。こういうてんは良い点である。


 一方、悪い点を考えると、60数年前、大宅壮一が生み出した流行語「一億総白痴化論」が思い出される。60年間の変化はどうだろうか。まず、アイドルに夢中な大人が増えた。少年雑誌を読む大人も増えた。子供のものだったゲームやポケモンに夢中の大人も増えた。また着ぐるみの流行、猫ブーム等などもテレビの影響も大きいだろう。


 ポケモンや着ぐるみ、それに猫がかわいくないというつもりもない。犬や猫を飼っていたこともあるし、着ぐるみを見て可愛いという気持ちもある。可愛いものや子供っぽいものを好む大人がいてもかまわないし、それを否定するつもりもない。だが、ただ、それが大勢になり、ブームになると、何か違和感を感じるのだ。

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