日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

前向きに生きる意味!


 前向きに生きる―なぜ前向きにいきるのか。それは、「運」がその人の前を通るから。後ろを向いていると、前を通った「運」がわからない、わからなければキャッチできない。だから、常に前向きに生きていたい。(内館雅子のことば「ViVi」1993・5号)


 どんな時でも、どんなに辛いことがあっても、なお、前向きに生きていれば、きっと、いい運がつかめる。前を向いて、怒らず、焦らず、腐らず、怠らず、自分の正しいと信じることを常に言い続け、行い続けることが重要だ。


 暗く長いトンネルがあって、いつ抜けられるのかと思うほどつらい時期があった。前を向けと言われても、先行きは暗かった。自分自身に可能性が感じられず、もう生きることもあきらめた時期も何度かあった。


 前向きに生きることなんて意味も感じられなかった。そんな時、出会った人が救ってくれた。自分にしかない価値がぼくにもあることを教えてくれた。自分を肯定することの重要さを教えてくれた。そして、少し前向きに生きることにした。それから、家庭を持ち、家を持ち、生き甲斐も見つけた。


 だが、一筋縄ではいかないのが人生、糾える縄のごとき禍福、自分の無力さゆえに、何度も人生の危機に陥る。その度に思い出す「前向きに生きることの意味」。そして、住む所も住み方も働き方もさまざまに変化して、ようやく今があり、母の幸せを願う日々を過ごしている。何事もない日常に幸せを感じている。

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