オダマキ
〈セイヨウオダマキ〉
散歩していて、見慣れない花を道ばたで見つけることが何度かある。これはこれで楽しみなのだが、名前がわからないのは少し歯がゆい。
最近は、そういう花を見つけたら、スマホを使って撮影するようにしている。撮ったらすぐ、グーグルレンズで調べる。出てきた他の花の写真と比較して名前がわかる。
これは嬉しいことだ。こうして、近ごろ見つけた花に、「セイヨウオダマキ」がある。「オダマキ」の名前はずいぶん前から知っていた。人の名前のようで、面白いと思っていた。
「オダマキ」は辞書によると、「キンポウゲ科の多年草で、初夏、青紫色、あるいは白色の花を下向きにつける。花びらの基部は踞となって曲がる。」とある。
この花、考えてみたら、すでに、何度か目にしていたのかもしれない。ただ、目には入っても、見えていなかった可能性がある。つまり、この花の存在を認識していなかったのかもしれない。
何はともあれ、コロナの影響で散歩が増え、おかげで、色々な花を見つける。そうして、「オダマキ」という名のついた花を、今さらながら、発見して、少年みたいに喜んでいる。