長期政権の功罪
28日、安倍首相が辞任を表明した。2012年、彼が就任した時から、ぼくはこの政権が好きになれなかった。なぜなら、大企業優先、弱者切り捨てのやり方のように思われたからだ。それに、当時、ぼくの収入が減っているのに、彼の就任した頃から物の値段が上がり、生活がますます苦しくなったということもある。
アメリカ、ロシア、EU、中国と仲良くして、日本の世界的地位を向上させたらしいが、ぼくの生活に影響はない。株価がどうのこうのといわれても、全く関係ない。株にはまったく興味がない。アベノミクスと言われても何がどうなったというのか意味不明だ。
彼が日本にどんなよいことをもたらしたのか、ぼくにはほとんど理解できていない。ただ、感じることは彼は彼なりに出来ることを精いっぱいやったんだろうなということだけだ。実際に、彼を認める人も多いようだ。
長期政権には政治の安定というプラス面もある。だが、同時にマイナス面もある。長くなると、おかしなことが起こりだす。森友学園、加計学園、忖度、桜を見る会、公文書偽造、アベノマスク等々だ。
ものにはすべて表と裏があるように、この長期政権にもプラスとマイナスがある。そこを総合的に見なければならない。人でも物事でも、何であれ、一面的に見てはいけないだろう。