日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

気になる日本語

 テレビを見ていて、職業柄、耳障りな日本語が聞こえてくると、気になって仕方ない。

 いくつかあるが、まず一つ目は「おなやみぼっしゅう」ということばだ。韓国人歌手が自分たちのイベントを宣伝しているのだが、これがドラマの後などで、毎日のように聞こえてくる。「お悩み募集」と言いたいのだろうが、これじゃ、「お悩み没収」だ。まあ、日本人でないのだから仕方ないと思うが、毎日のように聞かされてはたまらない。

 2つ目は健康にいいコーヒーの宣伝で、「パンとこのコーヒーを食べると」という表現だ。「パンを食べた後でコーヒーを飲むと」だろう。

 3つ目は、「この値段は、この後30分限り」といった類の表現だ。それを毎日繰り返されると、気にかかるというより、もうイライラして、「嘘つき!」とつぶやいてしまう。

 4つ目はラグビーワールドカップの放送で、解説者の言ったことば「このチームは一回りむけたようですね。」と言った。それを言うなら、「一皮剥けた」でしょうと突っ込んでしまう。もちろん、実況放送なのだから、これもつい間違えたということだろうか。それにアナウンサーではないので、これも許せる間違いだ。

 聞きたくないものは聞かなきゃいい。見たくないものは見なきゃいいのだが、番組と番組の間で、油断していると聞こえてくる「気になる日本語」だ。テレビ局の人たちにはぜひとも注意して欲しいと願う。

 ただし、ブログの場合は少し違う。多くの場合は素人が一人で書いていることと思う。たまに間違いがあってもいい。ぼくの場合は、しばしば間違える。間違いがあまりに多ければ、訪問しなきゃいい。だが、公共放送たるテレビ局の人たちには、正しい日本語を使う努力をしてほしいものだと思う。

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