日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

深夜の母!

 夜、母が、ぼくの部屋に置いてある母の焼酎を取りに来る。ふすまを開ける時、襖のヘリにかかっていたぼくの足の指がいっしょに動き、ぼくはビクッとして、目を覚ます。

 何だ!誰だ!と目を開けて、そこに立っている母を睨み、何やってんだ。と怒る。それから、僕は寝られなくなる。朝5時ごろ、再び、母がぼくの部屋のふすまを開けて、焼酎を持っていこうとする。ぼくは起き上がり、母を叱る。アル中になりたいのか?認知症になりたいのか?と怒鳴る。

 こうして、夜は明けていく。ここ数日、こんな朝を何回か迎えている。ぼくが、母の行動に気付かず、寝てしまった朝もあるが、そんな日は、焼酎がいきなり減っていたり、冷蔵庫の中に飲みかけのビールがあったりする。

 ぼくの体調はどうなるのか、わからないが、これはぼくにとって重要な試練だ。空はもう白白としている。今日は朝9時半頃、母を眼科に連れて行かなければならない。

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