木瓜の花!
最近になって、もの忘れしていることに気づいた。一度覚えたことを忘れてしまっていることに気づいたのだ。いつも、3月から4月にかけて見られる花をロウバイだとずっと勘違いしていて、ある時、「これはロウバイじゃない、木瓜の花なんだ」と知った。
ところが、それをまた忘れて、またロウバイと書いてしまった。そして、忘れていたことを、今、思いだした。これは木瓜の花だと。小さいころから、忘れては思い出す。その繰り返しだ。
思えば、若いころ、キャベツと白菜とレタスの区別ができなくて大変だった。もちろん、花の名前や魚の名前もほとんどわからなかった。人の顔と名前もよく間違えた。
料理をするようになって、また、少し暇になって、ようやく、いろいろなものの名前がわかるようになった。だれでもあることなのだろうか。
最近、母が忘れては思い出すということを何度も繰り返している。よく利用する駅を「ここはどこ?」と言う。教えても、また次に行ったた時は、覚えていない。この繰り返し。これは仕方のないことなのだろうか。
いつも通る公園の木瓜の花、最近の写真!