人生ドラマ
人生はドラマのようなもの。脚本を書いているのは自分自身。自分で自分の人生を作っているというのだ。何かの本で読んだのだが、それは本当らしいと最近つくづく思うようになった。
どんなドラマにしたいかというと、その世代ごとのエネルギー量や何かのきっかけがあって変更することも多いが、だいたいにおいて、悲劇の好きな人は自分の人生を悲劇的に作り、喜劇が好きな人は喜劇を作り、波乱万丈が好きな人は波乱万丈のドラマを作る。
ぼくは波乱万丈を好む。恋愛や結婚についてもそうなのだが、とにかく、一つの所に長く定着することがない。各地を転々としている。住んだ都市は12都市。同じ都市内でも引っ越しを2回~4回していて、引っ越し回数30回近くだ。
さて、今住んでいるところは来年4月で10年になる。これは二番目に長い記録だ。これまでで、一番長いのは14年。次に長いのは6年、いちばん短いのが3カ月だ。だが、この町に来て、この団地に住んで、もしかしたら、最高記録を作るかもしれない。