MRI
MRI(=magnetic resonance imaging)、磁気共鳴映像法、核磁気共鳴の物理現象を応用して、人体の断層撮影や含有物質の固定を行う方法。若いころ、ひどい頭痛に悩まされ、頭部のMRI検査を受けたことがあるが、もうどんなものだったか忘れていた。
そのMRI検査を昨日受けてきた。部位はさておき、検査室前の更衣室で、服を脱ぎ、検査用の衣服を着て、検査室に入る。ベッドに仰向けに横たわると、検査技師が耳栓とヘッドホンをくれる。それから、身体を動かないように固定してから、出て行く。その後、しばらくしたら、機械がぼくの身体の上に移動して来て、20分程度、大きな音をさせながら撮影をしていく。
その間、耳栓とヘッドホーンをしていたので、音はそれほどでうるさくはなかったが、体の一部がかゆくても、身動きできないのはつらかった。それで、とにかく、無の境地になるように努めた。
もしかしたら、大変な病気かもしれないということで検査を受けたのだが、医者は「たぶん何でもないだろうと思いますが、念のためです」と言っていた。世の中、なるようにしかならないのだから、何も心配はしていないが、どんな結果であれ、早く知りたい。