月は東に日は西に
与謝蕪村の俳句「菜の花や月は東に日は西に」とは季節が違うが、横浜地方では、昨晩、昇る月と沈む太陽がほぼ同時に見られた日だ。
と言っても、ぼくは同時に見てはいない。月の出が16:46、日の入りが16:51。西の山に日が沈むのを見届けてから、外に出て見ると、月は少し高いところにあった。
ところで、コロナによる死者数が7日は最高だったという。そればかりか、火事や、事故のニュースも多い。ウクライナのことを考えると、いっそう暗い気分になる。
暦を見ても、一昨日が小寒で、20日が大寒、立春はまだ4週間先の2月4日だ。これからいよいよ寒くなるはずだ。ただ、日の入りの時刻を見る限り、少し明るい気分になる。
それに、旧暦の正月は今月22日だ。春の足音が聞こえてきそうだ。紛争や戦争の続く国にも明るい春が届くことを期待している。