日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

穴八幡宮と一陽来復


 ネットで、「一陽来復」ということばについて調べていたら、「一陽来復」というお守り札があって、神社などでいただけるらしいことを知った。さらに、調べると、新宿にある穴八幡宮では、冬至の日から配るという。それで、23日午後、行ってみた。


 ものすごい行列だった。寒空の下でこんな行列に並んでいたら、病気になりそうなので、諦めて八幡宮を出たら、お寺でも「一陽来復」のお札を売っているという。値段を聞くと千円だと言う。少し迷ったが、買った。


 それから、家に帰ろうとして、駅に向かって歩いていたら、また別のお寺があって、そこでも「一陽来復」のお守りが売っている。値段を聞くと、携帯のお札が200円だというので、これも買って、スマホのカバーの下に挟んで入れた。


 穴八幡宮の回りはたこ焼きやお好み焼きの店が並んでいた。お祭りムードだ。お好み焼き五百円とか、ちょっとしたお守りが千円だとかいうのを見ていると、コロナの規制が外れた今、みんな生活のため、必死に稼ごうとしているようだ。


 商魂逞しいとはこのことだ。お寺や神社、それに関係する人たちが逞しく生きてる。そして、それに、何かの御利益に群がる人々、自分も含まれているのだけど、これが資本主義なんだと思われた。同時に、少し寂しいような気もした。


家に置くためのお守り


携帯用のお守り

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