大山に沈む夕日
夕日の沈む場所はだんだん、西から南に移動している、太陽の南中高度が低くなっているせいだ。かつてが富士山の上に沈んでいたが、今では大山の上に沈むようになってきた。
富士山山頂に沈む夕日といえば、「ダイヤモンド富士」と呼ばれているが、我が家から見る夕日は、それとは違って、江戸時代に庶民が詣でた大山の上に沈む。ダイヤモンドではないが、それなリに美しい。それはそれでいいではないかと思う。
特別な何かを眺めなくてもいい。いつも見るところで、夕日を眺める。人のいう美しい夕日でなくても、自分が認める美しさがあれば、それだけで、十分だ。