過ぎたるは及ばざるがごとし!
今週はサッカー、テニス、野球、アイススケート等々いろいろなスポーツをテレビ観戦し、夢中になって応援した。スポーツを見るのは大好きだ。
ぼくは中学、高校と剣道部に属し、大学ではサッカー部に属していた。教師になってからは剣道部やサッカー部の顧問をした。常にスポーツに関わってきたと思っている。だが、ぼくは剣道をやっている時に、腰を悪くして、それが今も影響している。サッカーでは何度かけがをして入院したこともある。30歳のころは10キロマラソンに夢中になって膝を悪くした。いまも膝は痛む。
健全なる身体に健全なる精神が宿る
これはぼくがずっと信じてきた言葉だが、結果として、スポーツで体をこわしては何にもならない。やり方がまずかったんだろうと思う。スポーツで体をこわす人は多いと聞く。いちばん大事なのは健康だ。無理をせず、スポーツを楽しんでいるスポーツマンを見たいものだ。勝利に関係なくスポーツを楽しんでいる人を応援したい。とにかく、無理をする根性主義とか、暴力でしごいたりするスポーツは大嫌いだ。
スポーツは大好きなんだけど、スポーツ偏重社会はよくないと思っている。
かつて、高校生を教えていた時、水泳部の生徒が言った。「ぼくは勉強しなくても水泳で大学に行けるから勉強しない」と。これを聞いた時は情けなかった。スポーツができれば、すべてよしという。スポーツは確かにいいが、スポーツだけでは生きていけないよと思った。だが、今でもそれは疑問だ。スポーツさえできれば、勉強しなくても幸福になれる社会なんだろうか、よくわからない。
スポーツも学問もそれぞれ楽しみ
確かにスポーツ選手として頑張り、生涯の幸福を約束されたような選手もいる。だが、一方で、スポーツによって生涯を台無しにした選手もいる。スポーツは頑張れる時はいいが、怪我をしたり、動けなくなった時はもうどうしようもない。その点、学問は死ぬまで続けられる。毎日楽しめる。体をこわしても楽しめる。今、身体が弱ったぼくの楽しみの一つは外国語を学んだり、ブログに文章を発表することだ。同時にスポーツを見るのも大好きだ。