オシロイバナ
21日は夏至だった。横浜の日の出は4時27分、日の入りは19時だ。夜7時まで明るいのはうれしい。いつも遅く起きてきて、夕方ごろ元気になる母を何とか早い時間から、散歩に連れ出そうとするのだが、冬至のころは大変だった。それが、今は、7時まで帰ればいいのだ。ずいぶん楽になる。
昨日は朝から降っていた雨が昼過ぎに止んだ。母の好きなドラマもなかったので、町田市との境界線まで歩くことにして、母と二人、3時頃出かけた。途中、神社でお参りしたり、何度も、コンビニや公園でトイレ休憩を取りながら、よく頑張って、1時間あまりで、ここから先は東京だよという所まで着いた。
途中、珍しい花をいくつか見かけたが、いちばん驚いたのは、例年だと7月ごろから咲き始めるオシロイバナがあちらこちらで咲いていたことだ。しかも、色は一色ではない。赤、黄、紫、白など、それに、色の混ざったものもあった。
ところで、オシロイバナと呼ばれるのは種子の中の粉がオシロイのようだからと図鑑に書いてあった。また、夕方咲いて、朝には閉じるということから、英語名はfour-o'clockと呼ばれているそうだ。 ちょっと待てよ、いつも夕方、元気になって、朝4時頃まで起きている母と同じではないか。