オカトラノオ
いつも散歩している川辺の道に、花がない草だけの植物があって、「オカトラノオ」という名札がつけられていた。図鑑では調べてみると、面白い形をしている。だが、実際には、なかなか目にすることができなかった花だ。
それが、先日、別の場所を歩いていて、ふいに見付けた。おもしろい。図鑑で見たとおりだった。グーグルレンズで調べても、間違いない。ユニークな形をしている。花序がやっぱり虎のしっぽのように見える。
ところで、「虎の尾」と言えば、「虎の尾を踏む」という言葉を思い出す。極めて危険なことをするたとえだが、昨年から今年にかけて、マスクなしの三密状態で、どんちゃん騒ぎのパーティをするようなことがぴったりのような気がする。
この花を踏んでも恐くはなさそうだが、この世には「虎の尾を踏む」ような危険はけっこうあるような、いや実際に何度か踏んでしまったことがあるように思う。くれぐれも気をつけなければならない。