日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

大山街道-国木田独歩


 日本中で、コロナ感染者数が減りそうにない。もし、GOTOキャンペーンで移動する人が増えて、そのせいで、観戦者数も増えているのだとすれば、政府は金とコロナをばらまいているようなものだ。

 旅行関係の仕事をしている人たちのことを考えると、このキャンペーンもやむを得ないのかもしれないが、我が家は最初からGOTOキャンペーンなどまったく縁のない生活をしているので、もういいかげん止めて欲しいような気もしている。

 10月末からの一時期、電車を使った遠出も数回したが、今は仕事以外に電車に乗ることもなく、今月は通院が何回かあったので、ついでに、少し遠くまで歩くという程度の外出をしただけだ。この間の土曜日は通院した病院の近くを少し歩いてきた。

 かつて、江戸から大山の阿夫利神社へ詣でる人たちが利用したという大山街道だが、3ヶ月前にも行っている。今回は溝口から多摩川に向かって歩いてみた。

 途中、小さな公園があったので、立ち寄ってみた。紅葉もきれいだったが、起伏のある緑地で、家族連れが何組がいて、子供たちが自由に飛び回っていた。公園の奥に行くと、そこは高津図書館だった。

 それから、予想していなかったのだが、国木田独歩碑があった。後で調べて見たら、「忘れ得ぬ人」という小説の舞台になっているということだった。これから、青空文庫で読んでみようと思う。


 多摩川の二子の渡しをわたって少しばかり行くと溝口という宿場がある。その中程に亀屋という旅人宿がある。この日は大空かき曇り北風強く吹いて、さなきだにさびしいこの町が一段と物さびしい陰鬱な寒そうな光景を呈していた。(国木田独歩「忘れ得ぬ人々」)

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