日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

猫!


 散歩していて、最初に猫を見付けたのは母だ。母は猫に向かって赤ん坊をあやすような声を出した。

 この猫、数枚撮影させてもらい、また先へ歩くと、似た顔だが、少し色の違う猫に出会う。こちらは眠っているようだった。

 ぼくの母はまた陽気に声を掛ける。猫もまた、目を開いてこちらを見てくれた。それが、明るい笑顔に見えた。

 散歩中には、人との出会いもある。見知らぬ人とすれ違う時には、できるだけ、距離を取って、マスク越しに、「こんにちは!」と挨拶する。忙しく仕事をしている人には「お疲れさまです」と声掛けをする。人との交流といえば、こうした程度だが、猫や鳥たちとは出会いは人の場合とは違う楽しみがある。

 人的交流にブレーキをかければ、経済が停滞する。経済のアクセルを踏めば、コロナ感染者が増える。今、一日のコロナ感染者数をみれば、明らかに第2波が来ている。こんな状況で、ぼくにとっての一番の楽しみは散歩と動植物たちとの出会いだ。

 ぼくらにできる新しい日常なんて小さなものだ。当分の間、飲み会や会食なんてもってのほかだし、人との触れ合いも恐ろしい。生き方やものの価値は大きく変化している。

 今後、飲み屋、クラブ、風俗店、ホストクラブ、観光業などは縮小、あるいは消滅する運命にあるのかも知れない。そればかりか、デパートも危ない。少なくとも、当面の間は、所謂「三密」を作り出す施設、業界は静かにするほかないだろう。

 そして、多くの人は、出費を抑え、三密を避けながら、料理をしたり、近くを散歩したりして、自然や、動植物を愛でるほかないということだが、そこに、消極的ではなく、積極的に味わう気持ちがあれば、新しい日常も楽しいものだ。






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