日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

梅雨明けの散歩


 梅雨が明けた16日はいい天気だった。日中はひどく暑かった。30度以上の真夏日。窓を開け、扇風機を二台、強にして回しながら、母と二人でドラマをずっと見ていた。夕方、少し涼しくなってから、母に「歩かなきゃ、本当に歩けなくなるよ」と言って、いっしょに、お寺まで散歩に出かけた。


 お寺の敷地に入ると、古池があり、その池の面を、何か黒いものが泳ぎながら、こちらに近づいてくる。カメラを拡大して見ると、大きな亀と子亀だ。別の場所にも大小の亀がいて、こちらに近づいてきた。餌にありつこうとしているのだろうか。


 本堂の前に着くと、今度は猫が迎えてくれた。白黒の猫が近寄ってきて、体をぼくの脛のあたりにぴったりくっつけてきた。人なつこいようだったが、母は、「餌がもらえると思っていっているのよ。甘えても、何もないよ」と言う。ふと見ると、もう一匹黒猫がいて、こちらをじっと見つめていた。


 この数日、雨続きで、母は出かけたがらず、三日に一回、すぐ近くまで買い物にいくだけだったが、この日はお寺で、コロナ退散をお祈りした後、少し足を伸ばし、2時間、7千歩足らず、5キロあまりの散歩ができた。亀と猫に出会えたことて、うれしい散歩になった。


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