日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。


 出かける時、猫がちょこんと座っていた。茶と白の猫。
 猫と言えば、思い出すことがある。大学生の時、黒白の猫を飼っていた。それがある日、いなくなって、探していたら、道路上で車にはねられている、黒白の猫を見付けた。ひどく悲しんでいたら、夕方、帰ってきた。あの時の辛い気持ちと帰ってきた時の喜びは今も忘れられない。その後、再び、どこかへ行って、ぼくの元を離れていった。
 猫にしても、ほかの動物にしても、そして、人の命にしてもすべてはかないものだ。命はどんなものであれ、はかないからこそ尊いものではないだろうか。


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