物価上昇!
日銀は物価を2%あげようとして、なかなか上がらないと言っていたが、ぼくの感覚からすれば、2%どころか、50%以上はあがっているように思えてならない。
野菜は100円前後のものが軒並み200前後になっている。魚にしても、一切れ100円以下はない。果物も一個150円前後になっている。魚や果物は買いたくても手が出ない。カップラーメンなんか、いつの間にか200円前後になっている。
ぼくはこれまで高いカップ麺を目にしても素通りして、いつも100円以下のものばかり探して買っていた。今日、スーパーで、いろいろあるカップ麺の中で、99円という棚があって、そこに一つだけカップ麺があった。「台湾まぜそば」というもので、これは安いと大喜びでカゴに入れた。だが、レジを通った後、レシートを見てがっかりした。「台湾混ぜそば185円」と書いてあった。
ぼくの場合、収入が減っているのに、物価が上がって、貯金はあるものの、どんどん減っている。どうすりゃいいんだと思う。あと2週間ほどで消費税は10%に上がる。今の政府はお友達を助けて、庶民を苦しめる「苛政は虎よりも猛し」ということばがぴったりじゃないか。
どうして、みんな今の政党を応援しているのか理解できない。庶民より金持ちのほうが多いのだろうか。今の政権のお友達のほうが多いのだろうか。そうだとすると、生活に困っている人は少数派なんだろうかと疑問になる。
だけど、やっぱり、苦しいのは少数派じゃない。何しろ、スーパーの99円の棚には、ぼくが間違ってカゴに入れたカップ麺以外一つもなかったのだから。そう、庶民はみな百円以下のカップ麺を求めているのだ。
どこを見ても、安い商品の棚は空っぽだ。庶民は高い商品に見向きもしていない。値下げ品をカゴいっぱい詰め込んでレジに並んでいる買い物客も少なくない。高いものを買うのはほんの一部の裕福な人たちだ。