日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

高齢者の運転

 日本は社会全体で高齢化が進み、元気な65歳以上の高齢者が増え続けている。ただ、元気といっても、判断力や運動能力はかなり劣っているはずだ。そんな中、高齢者による交通事故が相次いで起こっている。何歳からということは難しいが、高齢者は免許証を返納すべきではないかと思う。


 運転を誤まれば自動車は凶器になる。若い人でも同様だが、運転をする者には、高い能力が求められる。若者であっても、運転免許には厳しい検査をすべきである。少なくとも、高齢者の場合、講習だけでなく、最低限、視覚検査、瞬時に判断する力などを検査する必要がある。方法は具体的にはわからないが、いずれにしても、簡単に免許を更新しないことが大切だと思う。


 また、自動ブレーキの開発が進んでいるが、自動ブレーキだけでなく、高齢者に多いブレーキとアクセスの踏み間違いを防止するシステムも開発されていると思う。すでに進んでいるのなら、それを新しい車でもすでに持っている車でも新たに搭載することを義務付けるような条例を作れないものだろうか。


 いずれにしても、高齢者の交通事故を防ぐ対策が急がれる。最低限、都心に住む人たちの場合、運転するより、充実した公共交通機関を利用したほうがいい。車は使い方を誤れば凶器になることを多くの人が自覚すべきだろう。

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