日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

人生七味唐辛子!

 母の見ているテレビドラマを、ちらりちらりと横目で見ながら、聞いていたら、「人生七味唐辛子」という言葉が耳に飛び込んできた。そして、七味とは「うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ」だという。

 面白いことを言うなと思い、一体誰が言い出したのだろうかと、ネットで調べてみた。ドラマの題名は「ラストチャンス~再生請負人~」というもの。原作小説の題名は「ラストチャンス」。作者は江上剛氏。次に「江上剛」で検索してみたら、本人からの寄稿文が載っていた。



 その中から、「人生七味唐辛子」の部分について、作者本人が書いてある部分を引用する。


それから謎の占い師(ミッキー・カーチスさん)ですが、あの占い師は本当に存在しているのです。出会ったのは私が18歳で大学の1年生の時です。あの時も人生に大いに悩み、岐路に立っていました。深夜、阿佐ヶ谷の商店街を歩いていた時、占い師がいたのです。私は、後にも先にもその時、初めて未来を占ってもらいました。人生、七味唐辛子…。どんな苦労も逃げずにぶつかれば、無駄なことはない。占い師は私に教えてくれました。占い師とは、その後、一度も会ったことはありません。


 ぼく自身、実は七味唐辛子が好きで、ラーメンや、味噌汁にはいつも入れるし、料理にも時々入れている。いろいろな辛みがあっていい。本来の七味唐辛子の七味とはどんな味が入っているかというと、店によって違うようだが、だいたい、「唐辛子・紫蘇・山椒・麻の実・黒胡麻・陳皮・芥子の実(生姜/青海苔)」だそうだ。有名なのは浅草寺やげん堀、京都七味屋本舗、長野善光寺のものがある。

 ただ、どれも高すぎる。ぼくは百均で買った七味を使っている。それでは本物を知らないと言われるかもしれないが、ぼくは味音痴なのだろう。高級も低級も区別がつかない。安くてもそれなりに味がよければ満足するタイプだ。


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