七夕の日、会いたい人はいても会えない
ならば、会いたい人はいないと思う。
願い叶わぬなら、願いはないと思う。

そうして何年も生きてきた。
願っても手に入れらないものは
最初から願っていないと思う
そう決めた。

ぼくには願うものなど何もない。
だから、ぼくには不幸せはない。

平和を願う。
だが、決して絶対的な願いではない。
世界はぼくの欲求など聞いてくれない。
世界は僕の望みの外で動いている。

届かない平和なら、ただ望むだけだ。
そんなことはわかっている。
だから、ぼくは願う。
ぼくの家族とぼくの知人の平和だけを願う。
そのためにできることをする。
それが人生さ！