女子バレーボール
オリンピック女子バレーボールの決勝戦、中国とセルビアの試合を見た。結果は中国がセルビアを圧倒して、金メダルを獲得した。おめでとうと言いたい。
どちらも背が高いのだが、中国の選手で180センチの選手が出てきたとき、アナウンサーが中国チームで小柄なほうだというのを聞いて驚いた。日本選手には、180センチより低い選手がたくさんいる。日本人男性の平均身長は確か172センチぐらいだ。もしも、180センチ以上の選手ばかりの中国チームと出会ったら、ほとんどの日本人が圧倒されるだろう。
1964年のオリンピック東京大会の時、大松監督のもと、根性バレーが浸透した。日本選手の平均身長は170センチ以下だったが、東洋の魔女と呼ばれた日本チームは変化するサーブと回転レシーブで世界を圧倒した。
だが、時代は変わったのだろう。50年前からどんどんルールも変わり、圧倒的に背の高い選手が増えた。背が高く、力強いチームに日本がなかなか勝てなくなった。高さと力に圧倒されている感じだ。背が高くない、あるいは普通の人でもバレーボールができるというのを見せてほしいと思う。東洋の魔女再来ということにはならないのだろうか。