道に迷う!
最近迷うことが多い。
正しいと信じたことが間違っている時がある。
間違いだと思ったことが正しい時がある。
自分が正しいと思ってやること以外は
すべて間違いだと思っていたが、
そうでもない時がかなりある。
あるべきこととあるべきではないこと、
その基準はどこにあるのか。
ふと迷うことがある。
教えられてきたことの中には怪しいものがある。
例えば、戦前戦中の日本の教育だ。
天皇は神で皇紀2600年だということ。
さらには、この国は正義で、あの国は悪だとか、
歴史上の誰々は尊敬すべきだとか、
将来こんな人にならなければならないとか、
この地域に住む人と付き合っちゃだめだとか、
金持ちと結婚すべきだとか、
肌の色で人の優劣が決まるとか、
着るものや食べるものや住んでいる場所や、
車があるかどうか、親と同居しているかどうか、
身長が何センチか、若いかどうかで優劣が判断されるとか、
学歴こそが人の幸福を決めるだとか、
働く場所や親の年収で人の価値が定まるとか、
教えられてきたことを子どもたちは信じた。
正しいと信じたことが間違っている時がある。
間違いだと思ったことが正しい時がある。
信じたことがそうでもない時がかなりある。
教えられてきたことはただの判断材料に過ぎない。
人の生きる道、心の奥底にあるもの、
本来人が自然に持っているものだと思う。