梅雨前線停滞!
気象庁の衛星画像を見ると、日本南西部を覆っている梅雨前線は、西は中国四川省あたりから、上海、台湾、日本の九州、四国、中国、関西、東海、関東と、西から東に長く伸びている。
これが今後しばらく停滞するらしい。いよいよ本格的な梅雨が来たようだ。だが、喜んでいたところへ、中国四川省で土砂崩れがあり、百人を超える人が生き埋めになっているというニュースが流れた。
雨が降ることで、水田が潤い、農業が成り立っている。また、人々に水を供給できる。雨の恩恵は計り知れない。だが、その一方で大きな災害ももたらしている。
ぼくの故郷、北九州では昭和28年6月下旬、大きな水害が発生し、死者及び行方不明者が1000人を超える大災害が発生した。
風、雨、川、海、すべて自然の美しさと同時に脅威があることを、改めて思い知らされた。梅雨を喜ぶ気持ちと同時に、世界の人々の平和を祈りたい。