宝くじ!
宝くじの宣伝を見ていて思う。
深田恭子、マツコ・デラックスが宣伝していて、「今度は当たる気しかしない」っていうのを聞いて思った。
一億円当たる可能性は0.0000000001%ぐらいと聞いた。ほぼ可能性0%に近いものに、「~気しかしない」を使うなんてありえない。
数百万円、数千万円を使って、何万円か戻る人もいるが、どちらにしても大損している人がたくさんいるのは間違いないだろう。中には人生を台無しにしてる人もいるだろう。
こんなものに賭ける日本人って本当に愚かだなと思う。それに、そんな宝くじの宣伝に協力している深田恭子、何とかマツコには嫌悪感しか感じない。
金曜日に永田町駅の宝くじ売り場を見ると、行列ができている。何で、ほとんど可能性のないものに夢を託すのか。
おそらく、現代社会に夢がないせいだろうかと思うほかない。金やものにこだわる人たちにとって、宝くじは夢なのだろう。
何を持つべきかではなく、どうあるべきかを考えれば、こんなものに熱中しなくてもすむのにとひそかに思う。