スイセン
五月のような暖かい日が続いた後、雨が降り、気温は急激に下がり、一気に真冬に戻ったようだ。春は来そうでなかなか来ないものだ。
こうした、冬から春にかけて季節の移りゆく中、長い期間道端を飾るのが、スイセンだ。
目立ちたがり屋で、至るところで今を盛りと咲いている。白色の中の鮮やかな黄色が
強く自己主張しているようだ。
さて、まさに三寒四温のこの時期、気温は上がり下がりを繰返しているが、次第に春らしくなっていくことを思えば、少しはこの先に期待できる。
春は躊躇いつつも、明らかに近づいている。毎年のことではあるが、心から春の到来を喜びたい。