日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

「災」

 12日、日本漢字能力検定協会が「今年の漢字」を発表した。1995年から毎年、一年の世相を表す漢字を一般公募して、発表しているが、今年は19万3214票の応募の中で2万858票(10.8%)を獲得した「災」に決まった。理由は西日本豪雨、北海道胆振東部地震、大阪府北部地震などの自然災害やスポーツ界のパワハラなどの人的災害などがあったことからだそうだ。

 2004年も同じ「災」が選ばれている。この年は新潟中越地震や、21年ぶりに浅間山が噴火、それに例年にないほど台風がやってきた年だ。このところ、14年前もそうだが、とにかく地球が危ないような気がする。

 もしもだが、来年も同じように異常な気象が続いて、大きな地震や強い台風がいくつもくるようになれば、これは異常ではなく、平常になる。そうすると、毎年選ぶのはおかしいから、選ばれなくなる。
 ところで、今年の一位は「災」だが、二位は「平」、平成最後の年末、そして、大谷翔平選手の活躍などが理由だそうだが、ちょっとインパクトが弱い。「平」は安定した年に選びたい。

 地球がおかしい。変だ。来年はもしかしたら、「変」が選ばれるかもしれない。「変」と「災」が繰り返されるかもしれない。「変」は今年5位だったそうだ。来年は消費税が変わる。それだけではない。外国人受け入れの法律も変わる。もしかしたら、今のうちから「来年の漢字」は「変」だと予想してもよさそうだ。

 地球の異変も加わるだろう。だが、世界各国は自己中心的になっている。何とかならないものだろうか。協力して地球を救う条約を決めてほしいものだ。核兵器禁止条約も何とか世界十が批准してほしいものだ。

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