人生の価値
誰の人生も同等の価値がある。
「ある人の人生には価値があり、ある人の人生には価値がない」
などということはまったくない。
それはどんな人であっても同様だ。
若いころには気づかなかったことだが、
すべての人生に同等の価値がある。
ただ、近親の人生は大切にしなければならない。
それは人が生きる上での使命だ。
人生の価値には上とか下とかない。
有名人であっても無名人であっても
金持ちであっても貧乏人であっても
偉人であっても凡人であっても関係ない。
誰の人生も平等に尊いのだから、
誰かの人生を特別視することはない。
誰であろうと人はみな死ぬ。
有名無名を問わず、だれもが死ぬ。
誰の死であっても等しく悲しい。
善人であれ悪人であれ、
人の死は悲しいものだ。
それ以上の特別な感情は必要ない。
死はただ肉体の喪失に過ぎない。
近親の死は悲しいが、それが人生だ。
己の死も含めていつでもその覚悟が要る。
死は魂を永遠のものにするだけだ。