待つ時間の過ごし方
ぼくは予約の時間が来るのを待っている。
その間に何をするかが大事だ。
ぼくは電車が来るのを待っている。
その間に何をするかが大事だ。
ぼくは仕事の時間が来るのを待っている。
その間に何をするかが大事だ。
ふと周りを見ると、スマホゲームに夢中な人がいる。
待つ間に何をしているかで、その人の人生が左右されると思うのだが。
待つ間に何をするかというと、寝る人あり、ゲームする人あり、おしゃべりする人あり。
人生いろいろだから、それなりの過ごし方をすればそれでいい。
だが、時はあっという間に過ぎ去る。
「光陰矢のごとし」、羽が生えたように過ぎ去っていく。
運命は予約されている。生まれてから、年々死ぬ時を待っているだけ。
日々、待ち時間は短くなっていく。くだらぬことに時間を奪われるのはごめんだ。
癌宣告を受けた人が、残りの人生精一杯生きたいと思うように日々を生きてゆきたい。
若い時にはあまり意識しないが、時間は有限だ。しかも、加速度的に過ぎ去るものだ。