日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

時の流れ!

かわいくて、真っ赤なモミジも
もうそのシーズンを終わろうとしている。
色を失い、
今にも枯れ木になろうとしている。
いよいよ真冬が近づいてきた。


そんなに急がないでほしい!
ぼくにとって季節の一つ一つがとても貴重なのだから、
冬は冬で楽しみなのだが、
それより、もう少し秋を楽しませてほしいのだ。


季節よ、急がないでくれ!
ぼくにとって一日一日は
ほんとうに味わいたい大切な24時間なのだ。
そして季節は大切な3か月なのだ。
あっという間に秋が過ぎ、
冬が来る。


まるで掌にあったものが、
指の隙間から零れ落ちるように
その時、その時が過ぎていく。
ぼくの貴重な時間を奪い去っていく。


ミヒャエル・エンデの描く時間泥棒、
そいつが今の時代たくさんいる。
けっして、ぼくの貴重な時間を盗まれないように
気を付けなければいけない。


時間は何とも素早く、通り過ぎていく。
その速さは例えようもない。
老若男女かかわりなく、残りの時間をどう生きるか、
それは誰にとっても課題のはずだ。
誕生はゴールへ向かうスタートだったのだ。
これまでどれだけの時間を無駄にしてきたことだろうか。


誰かが「無駄な時間などない」と言った。
たしかにそうだ。
失敗と後悔は成功のもとになっている。
心の傷は思いやりのタネになっている。
だが、無駄に過ごした時間の後悔は何とも虚しい。
焦りにも似たものを感じる。
ただただ、一日一日の充実を願う。

×

非ログインユーザーとして返信する