日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

堅守速攻!

 サッカーワールドカップの決勝で、鹿島アントラーズがヨーロッパ一位のレアル・マドリードと対戦する。イギリスの賭けによれば、レアルマドリードの勝ちは1.17倍、鹿島は15倍だという。テレビで聞けば、誰もが鹿島は善戦するが、勝てないという。クラブ収入を聞けば、鹿島の収入はレアル・マドリードの17分の1程度だという。年棒で考えても、レアルのC・ロナウド一人の年棒は、鹿島の全選手の年棒より多い。こう言えば、勝てるわけがないと思う。
 だが、ラグビーで日本が世界の強豪に勝ったこと、それから、信じられないことに、米国大統領にあの政治家でもない馬鹿な発言をするトランプ氏が勝利したこと、いろいろ信じられないことが起こっている。巨人が広島に負けたのと同じだ。
 特にサッカーは年棒じゃない。勝ち負けはチーム力だ。いい選手がたくさんいても関係ない、チームワークで勝てるのがサッカーだ。
 もちろん、レアルが勝つ確率は90%以上だ。ただ、鹿島がもし堅守速攻といういつものスタイルで戦えば、決して勝てない試合ではない。ただ、気合負けというか、遠慮したら負ける。いつものスタイルを貫くこと。それ以外勝つ可能性はない。いや、そうすることで勝つ可能性は10%から50%になると思っている。鹿島の力を世界に示してほしい。
 もしも鹿島が勝てば、これは2016年のビッグニュースになる。ぜひ実現してほしい。いつものサッカーを貫き、いや、いつものサッカーをさらに徹底させることが大事だ。自分たちのサッカーを徹底して、攻撃ではさらに研ぎ澄まされた感覚を示せば、可能性は10%以上になる。ボール支配率は圧倒されるかもしれないが、それで構わない。
 「堅守速攻」を旗印に鹿島らしさを出してほしい。サッカー好き国民のほとんどの人が期待している。勉強になるとか、いい経験になるとかいうことは誰も考えていない。もちろんぼくもだ。これは安倍政権に求めていることと同じだ。常に守りを固くし、攻める時は全員で一気に攻撃する、これが政治にも求められている。何事にも通じる精神「堅守速攻」こそ今求められるやり方なのだと思う。

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