以前の生活に戻れるか?
遠出をしない日々、目にするもので、心動かされるようなものは特にない。近所を散歩して、見慣れた花を見るばかりだ。
コロナ禍の時代は、ぼくにとって、変化が乏しい。人との出会いも少なく、目新しいものを見ることもなければ、変化はあまり期待できない。変化があるとすれば、自分の意識だろうか。
以前の生活は戻らないようだ。この時代に生きていくしかないのだと思い、ウィズコロナの世界に対応する以外に生き方はない。それも積極的にできれば、何の苦労もないはずだ。
だが、人との接触が少なく、狭い世界に閉じ込められたような生活は、ぼくにとって、ひどく味気ない。そんな思いと関わりなく、セイタカアワダチソウが蔓延り始めた。これくらいの根性が必要なようだ。