うどんとそば!
中学まで、九州に住んでいた。大晦日の年越しそばや、時々、家で食べるそばがあまり好きではなかった。九州から関東に引っ越してからも、そばはあまり食べなかったが、長野にスキー旅行に行ったとき、始めておいしいそばを食べた。以来、ざるそばやかけそばをよく食べるようになった。うどんも食べたことがあるが、あまりおいしくなかった。
ある日、久しぶりに九州に帰って、駅のホームでうどんを食べたことがあるが、関東で食べるうどんとは何かが違う。うどんは九州のほうがおいしい。そばは関東のほうがおいしい。そばもうどんもそのおいしさは、食べる場所で味が決まるのだと思った。
以来、いろいろな店でそばとうどんを食べてきたが、ある時ふと気づいたことがある。「うどん・そば」という看板と「そば・うどん」という看板があり、前者は九州に多く、後者は関東に多いのだ。落語の世界でも、東京の落語に「時そば」というのがあるが、これが、関西に行くと、「時うどん」となるそうだ。やはり東のそば、西のうどんということなのだろう。
今、ぼくはどちらも好きだ。関東に住んでいても、時々、丸亀製麺でうどんを食べるし、駅前の「箱根そば」などで食べている。家でも、焼うどん、カレーうどん、それに、ざるそば、かけそばなどを食べている。
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焼うどん
カレーうどん
丸亀製麺のうどん
我が家で食べるうどん
大晦日の年越しそば