白くて小さい花
<モッコクモドキ>
コロナ禍以後、ほとんど誰とも会わずに、生活してきた。母と近所を散歩する毎日だ。それでも、いろいろ問題があって、頭が痛い。
問題の一つは同窓会だ。みんなと会いたいが、コロナのことを考えると、何だか気が引ける。それに、今は収入が激減していて、外食は一切していないし、買い物に行っても、食材と飲み物以外は買っていない。
質素に暮らしているのに、交通費と会費を合わせて一万円以上の出費は痛い。でも行ってみんなと会いたいという気持ちは拭えない。複雑な気持ちだ。
まあ、悩みがあるのが人間だ。そう思えば、何てことはない。実はこうした小さいことでも、思い悩むのを楽しんでいる。
ところで、白い花っていいなといつも思う。それも小さいのがまたいい。可憐でうつくしい花だ。こんな花のような人に出会いたいとふと思う日々だ。